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206(05/07/09)
「ビート・オン・プラザ」に会える!

 さて。別に頼まれたわけでもないが、ぜひ宣伝させていただきたいイベントが、もうすぐ大阪ミナミで開催される。阪神ファンの道頓堀川への飛び降りで有名になり、引っかけ橋の異名を持つ戎橋のたもとにある「KPOキリンプラザ大阪」で、7月23日(土)から開かれる「なにわ音楽博覧会」である。

 これは大阪人にとっては懐かしい、70年代以降の音楽ライフをたどることができる催しだ。開局当初のFM大阪でエアチェックを楽しみ、伝説のタウン誌「ぷがじゃ(プレイガイドジャーナル)」を観ながら関西のロックシーン、ブルースシーンを楽しみ、やはり伝説の野外ライブ「春一番」に熱狂していたであろう、40代、50代あたりの音楽ファンにとっては、ヨダレが出そうな内容になりそう。

 なかでも楽しみにしているのは、関西在住で70年代に洋楽を楽しんでいた多くの若者が聴き入っていたであろう、FM大阪の看板番組「ビート・オン・プラザ」をテーマにした展示だ。ガツガツと新しい音楽をむさぼっていた時代の熱い血潮が蘇ってきそうである。

 僕はいま東京に住んでいるので、遠い地でのイベントだが、ちょうど開幕当初に関西へ行く用事があるので、ぜひ立ち寄ってみるつもり。できればイベントのレポートも追って紹介してみたい。

●ニュースリリース「なにわ音楽博覧会」(pdfファイルです)
http://www.kirin.co.jp/active/art/kpo/newsrelease/text/200506_1.pdf

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207(05/07/09)
ネットのチカラ。

 さて。実は上記のイベントを知ったのには、いろいろと経緯がある。6月13日に当サイト開設5周年記念として新設したコンテンツ「隠れ名盤 世界遺産」の中で、僕は前述の番組「ビート・オン・プラザ」への感謝の言葉をあとがきコラムにした。このコラムを執筆するに当たって、同番組に関する情報をネットで収集したのだが、そこで「フロムさんの大きなお世話〜コミュニティFM編」というブログに出会った。同ブログの5/23の日記で「ビート・オン・プラザ」に関する興味深い情報が書いてあったのである。

 これによれば、「ビート・オン・プラザ」の看板DJ、田中正美さんが今も元気でご活躍中とのこと。実は、過去にも何度か、同番組や田中正美さんに関する情報収集を試みたことがあったのだが、いずれも「昔、こんな番組がありましたよね」といった情報ばかりで、最近の情報がなく失望していたのだった。

 何だかとても嬉しくなって、同ブログ作者にメールを送ったところ、上記の「なにわ音楽博覧会」を近く開催することを教えていただいた。僕のあとがきコラムを気に入ってくださり、同イベントで何らかの形で使っていただけるようである。とても光栄なことだ。

 こういうことがあるから、ネットは面白い。共通の関心領域を題材に、見知らぬ者同士が簡単に繋がりあえる。ネットのチカラを、つくづく感じたものである。

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208(05/07/15)
美しい? 気色悪い?

 さて。下の写真は、家庭菜園で見つけた毛虫である。どうよ、この美しさ! 自然の造形って、素晴らしいと思うのだが、気色悪いと思う人もいるんだろうなあ。僕なんか、惚れ惚れと見とれてしまうんだけど。


▲パセリを食い尽くして行き場を失った毛虫(左)。別の毛虫(右)は、目の前にパセリが一杯あるので、カメラのフラッシュをたかれても、我感せず頬張り続ける。

 家庭菜園の片隅では、連れ合いがパセリを植えている。タネを買ってきたのではなく、普通なら捨てられるようなパセリの残り物を土に植えてみたら、みるみる、こんもりとした“パセリの森”に育ったのだ。この“パセリの森”で、いつのまにか、主(ぬし)を決め込んでいたのが、この毛虫たち。毎日毎日、休む間もなくムシャムシャとパセリを食い、日に日に大きくなってきて、体長は5センチ以上になった。おかげで、“パセリの森”は、森林破壊状態である。

 この毛虫、将来はどんな蝶々になるんだろうか。……毛虫図鑑のサイトで調べてみたら、キアゲハになるみたい。ふうん、楽しみだねえ。

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209(05/07/19)
トマト、豊作なり。

 さて。トマトが豊作である。もっと大きなトマトになると思っていたのだが、意外にも小ぶりのトマトとして完熟。しかも、真っ赤ではなく、橙色である。大丈夫かなあと思って食してみたが、これがなかなか、瑞々しくて旨い。口に頬張ると、プリップリした食感だ。まだ30個以上は収穫できそう。

 家庭菜園は今年で3年目に入るが、いちばん厄介なのは、病害虫対策と、好き勝手に伸びていくツルの調整だ。ちょっと目を離したスキに、もはや管理不可能な状態に陥ってしまう。なかでも、今年、手を焼いたのは、種も植えていないのに勝手に生えてきたカボチャ。体調不良で庭仕事の気力を失った2週間ほどの間に、無政府状態でツルが伸び続け、トマトやインゲン、他の植木類に絡みつくなど、ワガママ放題に育ってしまった。「このやろー」などと思いながら、先日ツルの整理をしたら、一気に死に体になってしまい、一つも収穫できず。ド素人の家庭菜園は難しい。やっぱ、お百姓さんは偉いね。

 ちなみに上記の毛虫たち、もとい、イモムシたちは、散々パセリを食い尽くした後、新たなエサを求めて、どこかへ旅立っていってしまった。おーい、どこへ行ったんだよお。

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210(05/07/25)
強運なのか

 さて。土曜日は京都へ、日曜日は大阪へ行き、有意義な時間を過ごした。その件はまた記述するとして、驚いたのは、僕が留守をしていた土曜日夕刻の地震である。東京は震度5だったという。仕事場は木造アパートなので、震度2でも結構揺れる。震度5とは、どんな揺れだったのだろう。帰京してから見てみたら、棚からいくつかのモノが床に落ちていた。本棚そのものが倒れていなかったのは、幸いだった。

 地震に対して、僕は強運らしい。関西から上京する際、多くの人たちから「東京は地震が多いから気を付けてね」と言われた。上京した後、その関西では阪神淡路大震災が起きた。僕の実家は震度7である。売り払った大阪のマンションは、地震の被害を受けていた。地震後だと、たぶん売れなかったろう。そして今回、たまたま帰阪していたときに東京で震度5の地震が起きた。

 僕は未だに、震度4以上を経験したことがない。強運を喜ぶことはできるが、こんなことで運を使いたくないという気持ちも、 チラホラ。

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