オンフィールド音楽研究所 |
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2006,06,01
004●クリスタル・マイヤーズ(Krystal Meyers) 所長●はあーい、みんな元気かい。 秘書1号(以下、1号)●おいおい、今日もディスクジョッキー気取りかい。 所長●いいじゃないか、昔からやってみたかったのだ。 1号●ふーん。 所長●ディスクジョッキーって、もう、この歳でなれないかな。 1号●無理、無理。そもそも、ただの無名人だし。そもそも、寡黙なおっさんだし。そもそも、今はディスクジョッキーなんて言わないし。 所長●J-Waveはナビゲーター、Inter FMはパーソナリティ……東京エフエムは今でもディスクジョッキーって言ってるようだな。 1号●ああ、老舗だからね。MCとは言わなかったっけ。 所長●うーん、ラジオではどうだろう。テレビとかコンサートではMCと言うけどね。あれは、マイク・コメンテーターの略だろうか。マイク・コミュニケーションの略だろうか。 1号●知らない。 所長●じゃあ調べてみよう。「MC」と「司会」の掛け合わせで検索ちゃん。……おおっ、司会者を手配してくれるサイトが山のように出てきたぞ。なるほど、披露宴の司会者手配ね、ニーズはあるだろうね。 1号●今日は音楽の話がなかなか始まらないね。そろそろ今日のアーティストを紹介してくださいな。 所長●ちょっと待ってよ……「MC企画」というタレント事務所のサイトが出てきたぞ。大阪では老舗のプロダクションだ。おお、そこに草川祐馬がいる! わあ、あのアイドルが素敵なおじさまに。コーフン冷めやらぬうちに、思わずリンク。 1号●あのねー。 所長●ああ、MCの話ね。山口百恵の曲に「E=MCスクエア」って曲があってさ。 1号●話がずっとそれてます。 所長●ちなみにスクエアは二乗ね。二乗の表記ができないんだもの。 1号●わかったってば。 所長●これ、結構いい曲なんだ。「COSMOS」ってアルバムに入ってたかな。 1号●話を戻してくださいな。始まってもいないけど。 所長●ああ、ディスクジョッキーね。やっぱり無理かな。 1号●まだ言ってるよ。ポッドキャスティングとか、そういう方法もあるんじゃない。 所長●うーん、実はまだポッドキャスティングのことは良くわかってないし。選曲には結構自信があるんだけどなあ。 1号●あっそ。 所長●それでは今日の1曲目。クリスタル・マイヤーズの「アンチコンフォーミティー(ANTICONFORMITY)」、どうぞー。 1号●おいおい、これで選曲がいいわけ? 単なる、最近の流行曲の1つじゃない。 所長●ふふ。 1号●しかも、ただのジャリ歌手。高校を卒業したばかりの弱冠17歳。 所長●ふふ。 1号●アヴィリル・ラヴィーンの後追い。二匹目のドジョウ。 所長●ふふ。 1号●何か言えよ。 所長●まあ、アイドル路線の新人女性シンガーなのは確か。ビデオクリップではロッカー風だけど、たぶん、バックで演奏している男たちは雇われミュージシャンだろうな。バンド風に見せかけたアイドルという点では、日本のZONEにも似た部分がある。 1号●あんた、ZONE嫌いでしょ。 所長●はい、嫌いです。プリプリくらいにロックしてくれたら認めてあげたけど。あれはバンド風に見せかけたセイント・フォーみたいな。 1号●例えが古いね。だったらクリスタル・マイヤーズはどうなの。 所長●可愛いから許す。 1号●結局、そこかよ。 所長●昔から、イキのいい女性ロッカーは好きだったからね。スージー・クアトロも好きだったし。作詞・作曲も手がけているらしいから、単なるアイドルでは終わらない可能性はある。曲はキャッチーだし。 1号●いかにもヒットシングル風の、キャッチーな曲だということは認めよう。 所長●クリスタル・マイヤーズが本物かどうか、まだ予断は許さない。 1号●おっ、社会派な物言い。 所長●冷静に成り行きを見ていく必要があるのではないでしょうか。 1号●どうでもいいまとめ方だね。 -posted by 所長@09:36AM |
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