オンフィールド音楽研究所 |
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2006,05,29
001●リチャード・アシュクロフト(Richard Ashcroft) 所長●最近、リチャード・アシュクロフトを繰り返し聴きながら仕事をしているのだ。1st「Alone With Everybody」と2nd「ヒューマン・コンディションズ」。いずれも、品川区の図書館でゲット。 秘書1号(以下、1号)●リチャード・アシュクロフトって、ああ、元ヴァーブのね。 所長●そう、バーブ佐竹。 1号●面白くない。 所長●すまんすまん。そう、ヴァーブの元ボーカリストだ。 いや、元ヴァーブのボーカリストだった。……こういう間違いはしばしば起こる。何で解散したのかな。詳しいことを調べ始めると時間がかかるから、知りたい人は自分で調べてくださいな。 1号●ヴァーブといえば、「何とかシンフォニー」。 所長●「ビター・スウィート・シンフォニー」ね。90 年代末期の大ヒット。それ以外に、何かあったっけ。 1号●さあ。 所長●実は、リチャード・アシュクロフトとヴァーブって、 最初は結びつかなかったのだ。「あ、そう言えば、声が同じだよなあ」 と気づいたのは、最近のこと。 1号●音的にも、かなり似ている。 所長●そうねー。ヴァーブには少し思い入れがあるのよ。 1号●どんな。 所長●あれは8年前くらいだったか、NHKのBSで、最近の洋楽が一時間ほど特集されていた。 1号●ほう。 所長●あの頃は、FMで洋楽をいろいろ聴きながらも、特定のアーティストへの愛着がなかなか持てなかった。DJの発音が英語すぎて、カタカナで言ってくれないから、なかなか覚えられなかった。どっちがアーティスト名で、どっちが曲名なのかも紛らわしいし。 たまに洋楽雑誌を立ち読みしても、知らないアーティストばかりで、まるで浦島太郎の気分。僕のなかで、洋楽は70年代で終わっていたし。 1号●それでJ-POPに流れた。 所長●流れたねえ。でも結局、J-POPは一部を除いてつまんなかった。まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、BSの番組でヴァーブとレディオヘッドが紹介されていて、「あ、洋楽の世界に戻ろうかな」と思ったのだ。 1号●なるほど。洋楽に戻るきっかけを作ってくれたから、 思い入れがあるわけね。 所長●ちなみにレディオヘッドは「OKコンピュータ」 が流れていたっけな。あの曲とアルバムも、なかなか衝撃的だった。こういうロックも今は受ける時代になったんだなあと思ったな。レディオヘッドの「OKコンピュータ」って凄いよ、って友人にメールを送ったら、「そんなの知ってる」と言われた。墓穴。 1号●「OKコンピュータ」は確かに名作。 所長●うん、良かった。あの暗さがたまんなく好きっ。 1号●小さい「っ」を入れてきたね。ヴァーブも暗さでは共通している。 所長●どうせ、僕の根っこは、ネクラだもん。暗い曲って、落ち着くからねー。 -posted by 所長@03:55PM |
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