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386(09/12/29)
久々の新品パソコン購入。

 さて。ちょうど仕事の切れ目だったこともあり、コツコツ貯め込んだ500円玉貯金を放出して、先週、久々に新品のパソコンを購入した。今回も愛すべきMac miniを購入。4年前に購入したMac miniよりも安いのに、スペックは約2倍。本当に安くなったよなあ。15年前に初めて購入したものと比べたら、減価償却1年分くらいの値段だ。

 普段からパソコン売り場を練り歩く趣味はないので、今回、新しい周辺機器選びも兼ねて売り場を回ったのだが、液晶モニターがすっかり、ワイドの時代になっているのは驚いた。昔ながらの黄金分割の画面は「4:3」ではなくスクエアと呼ばれ、売り場の片隅で居心地が悪そうだ。

 「スクエアは生産量が少ないから、割高になっています。今ならワイドが断然お薦めです。この23インチのワイドは19,800円。今日限りの特売ですよ」

 店員のそんな甘い囁きには乗らず、僕はスクエアの液晶モニターがずらりと並んだ中古売り場へ。けっこうキレイな17インチが8,000円台で選び放題だったので、これを購入した。ちなみに「今日限りの特売」は、翌日も続いていた(苦笑)。Firewire対応の外付けHDDも1TBが2万円弱。安い安い。

 唯一期待はずれだったのは、MS Officeの代用になれば、と思って購入した統合ソフト「iWork」が物足りなかったこと。企業さんとの仕事が中心なので、やっぱMS Officeを買うしかないかと、追加で購入。ちょっぴり予算オーバーの買い物となった。

 パソコンのOSはMac10.6のSnowLeopard。10.4に使い慣れた僕には、まだまだ不慣れなところがあるが、数日かかって、ようやく以前と同等のパソコン環境が整った。これから何年使えるか分からないけど、できれば3年間は現役でいてほしい。

500円玉貯金
▲お味噌の空箱にたまった500円玉。これで10数万円ほど。

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387(09/12/29
年末はやっぱり気ぜわしい。

 さて。ようやく年賀状の文案ができてDTPで仕上げ、押し入れに眠っていたBJインクのプリンターでとっとと印刷してしまおう……と思ったら、1枚も印刷ができない。印刷ヘッドにインクがこびりついたのかと、何度もヘッドクリーニングなどを試したものの、最後は凄い音と共に壊れてしまった。

 これはマズイと急遽、オンデマンド印刷の発注へ。たびたびお世話になっている帆風の飯田橋店に依頼しに行くと、翌日には100枚が4000円弱(モノクロ)で完成。これなら、BJインクの買い足しと比べても、十分にリーズナブルだ。印刷代も本当に安くなったものだ。

 急遽片面印刷したものの、表書きは用意しておらず、今年はすべて手書きだ。けっこう時間はかかるが、たまには手書きもいいものだ。困るのは、漢字をかなり忘れていること。僕から届いた年賀状で、ぎこちない漢字があれば、それは忘れている証拠。

 詳しいことは書かないけど、その他にもプライベートで慌ただしい出来事が多々あって、この1週間はパソコンのセットアップも含め、雑用ばかりであっという間に深夜になってしまう。こうして1年、また1年と齢を重ねていくのだろう。

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388(09/12/29
各誌出そろった「2009年ベストアルバム」。

 さて。年末も押し迫ってきて、各種洋楽情報雑誌の「年間ベストアルバム」企画の結果が出そろってきた。

 『ミュージックマガジン』のランクが毎年特殊であるのは先刻承知しているが、今年は『ロッキング・オン』、『クロスビート』、『スヌーザー』、『CDジャーナル』と、各誌とも相当異なるランキング評価が出た。共通して上位に登場しているアルバムは、ほんの一握りだ。

 それだけ評価軸もさまざま、価値観もさまざまだということ。決め手に欠ける年だったともいえるが、何が良くて、何が良くないのか、多様な評価が表に出るのは、とてもいいことだ。僕自身も、「オンフィールド音楽研究所」で2月頃には発表できるよう、楽しみながらランキングを作っているところ。他者の評価など気にせず作ればいいと、改めて感じた次第。

 一方で、来年から'10年代に入るため、2000年から2009年まで10年間の総括をすべく、「2000年代のベストアルバム100選」みたいな企画も、各所で発表され始めている。こっちは不思議なことに、媒体は変わってもランキング上位は共通点が多い。歳月を重ねるなかで評価が定まるというのは、分かる気がする。こちらも、自分なりのベスト100かベスト50を作ろうと準備している。この作業も、なかなか、楽しい。

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389(10/01/11
お叱りを受けつつ。

 さて。今年も、一部の人には何の意味か分かる答えを以下に掲載しておこう。年賀状のクロスワードパズルの正解。

 あちこちから、難しすぎるとお叱りをいただいているが、もともと容易く答えが出るような配慮は全くしていないので、なにとぞご容赦を。

 例年にもまして、今年は大風呂敷の抱負など語れる余裕はない。企業や組織体にはビジョンという共通のゴールを示す必要があるが、個人の場合はどうなのか。香山リカさんの勝間批判じゃないが、高い目標を掲げると目標に縛られて心身のバランスを欠いてしまう、というのが最近の僕の考え方。

 強いて言えば、「いい原稿を書いてもらった」「いい本を作ってくれた」と、1人でも多くの人に感謝されれば、それで本望だ。時代を適当に漂いながら、時代と適当に遊びながら、時代を適当に突き放して傍観しながら、淡々と仕事をしていきたい。

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390(10/01/12
ミューズ(Muse)武道館公演。

 さて。今年は4月まで毎月1〜2回のペースでライブを観に行く予定を立てていて、すでにチケットも入手済み。第一弾はミューズの武道館公演だ。先行予約で入手したのに、席は武道館の2階X列。すなわち最後列だ。ただし、当日券用に売られた立ち見席が後ろにあったので、最後列とも言い難い。1曲目から総立ちだったので、僕も立ち見席のようなもの。武道館ソールドアウトのぎっしり満員は壮観だった。

 同じツアーのオープニングがYouTubeで発見できたので、埋め込んでおこう。同等の演出だが、日本の屋内会場ではステージの高さが足りないのか、3本の柱(日本では要するに縦割り3面の巨大ディスプレイ)の前にメンバー3人が立った状態でのパフォーマンスだった。

 

 彼らのライブパフォーマンスは定評があるのだが、実際に観て心底納得できた。タテ乗りしやすいブリブリベースと、ドタドタドラムに、覚えやすいシンガロング系(要するにライブを観ながら観客も歌ってしまう、ということですね)のサビやコーラスが散りばめられていて、たった3人組なのにライブ映えする大仰なアレンジの曲も多々ある。一緒にライブが楽しめる要素が満点なのだ。そこに時折、マシュー(バンドの要でもあるフロントマン)のヘンタイっぽいギターソロやら、プログレっぽい意地悪なノイズが混じり込んでサビを利かせてくれる。ディープなロックファンから洋楽初心者まで虜にさせる力があるバンドだ。

 事前に大阪城ホールや愛知体育館でのセットリスト(演奏曲目)を入手していたが、この日は少し違っていて、往年の定番曲「君の瞳に恋してる」(フォーシーズンズのメンバー、フランキー・ヴァリの名曲)のカバーが入っていたり、ドラムのドミニクがアンコールでガチャピンの着ぐるみ姿で登場するなど徹底したサービスぶりだった。豆粒ほどの小ささでしか観られなかったのは残念だったが、ライブそのものは楽しかったし、伝説的なバンドをこの目で観ることができた満足感は十分に味わえた。

 客層は20代が中心で、プラス30代も少々といったところか。女性同士のグループも多く、ミューズのファンがかなり手広いことを感じさせられた。若者の間では洋楽離れが加速していると聞くけれど、正直、「どこの話?」と思った。

 最近の武道館公演って、1階はフェスみたいな、囲い付きの立ち見なんだね。まあ、アーティストにもよるのかな。少なくとも矢沢永吉の武道館は座り席だったからなあ。1階席も当然のように着席の席で、アーティストが「Stand Up!」と言わない限り立ち上がらなかった70年代半ばのライブを鮮明に覚えている僕には、不思議な光景だった。

 ところで、ライブのセットリストをいち早く教えてくれるサイトを見つけた。ふうん、こんなサイトがあったんだ。家に帰ってきたら、もう掲載されていて、びっくり。setlist.fm(本日の公演)

 次のライブ鑑賞は2月のフローレンス&ザ・マシーン。今度は1000人規模のライブハウスで妖しいお姉さんの歌声に魅せられたい。

 あ、「ロッキング・オン」のスタッフブログに短信が載っている。明日にはコンサート評が載るのだろう。たぶん上々の評だろうな。

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