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381(09/10/28)
初めての東京モーターショー。

 さて。生まれて初めて、東京モーターショーを観に行った。場所はサマソニ以来4ヶ月ぶりの幕張メッセだ。近々の某社某製品の取材に備えたお勉強が目的なので、滞在時間わずか2時間、足早の展示会見学となった。

 この手の展示会では、国際福祉機器展、エコプロダクツ(ともに東京ビッグサイトで開催)には何度も行っており、「毎年大きな話題になるモーターショーだから、さぞかし豪華絢爛の大規模展示なんだろうなあ」と想像していたら、見事に肩すかし。前述の2つの展示会(いずれも入場料無料)の方が、よっぽど規模が大きいのではないだろうか。これで入場料1300円はないだろう(領収書もらい忘れて悔しい)。

 もちろん、若者の自動車離れで入場者が減少しているとか、海外メーカーの出品が手控えられたとか、いろいろと逆風はあるのだろう。事前に以下の記事を見ていたとはいえ、これほど「スカスカ感」が漂う展示会だとは思わなかった。

●会場のスカスカ感に愕然 第41回東京モーターショー
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcc/20091026/1029855/

 そんなことをツラツラ考えつつ、お約束で、お姉さんをパチリ。

アルトのお姉さん

 出版社のブースに立ち寄ると、面白い出版社があった。三樹書房という出版社で、当然のごとく最新テクノロジーの車の本もあるのだが、少なからずが、アーカイブ情報の本である。例えば、『日本の自動車アーカイヴス 乗用車1947‐1965』とか、『カタログで見る 日本車めずらし物語』とか、『日本自動車史』とか。なかには、昭和30年代のトラックのミニチュア付きの本もあった。

 そういえば、展示会場にも、歴代のカーオブザイヤー受賞車がずらりと勢揃いしていた。モーターショーはクルマを通して未来を思い描くイベントだと思っていたのだが、そろそろクルマも、懐かしむためのツールになろうとしているのかもしれない。

 有料イベントとして生き残るなら、ここで紹介されたような、日本ではお目にかかれない珍妙なクルマを持ってきた方が、よほど盛り上がるだろう、などと思ったのが正直な感想だ。

 ちなみに、個人的にいちばん、未来感を感じたのは、以下の展示。電動バイクですね。

電動バイク

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382(09/10/28
珍品おまけ。

 さて。上記のモーターショーで、取材準備用に480円のムック本を買ったのだが、袋に何やらオマケが。

エッチな灰皿

 別にエッチ系の本を買ったワケでもないのに、どーして?

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383(09/11/08
ゆず、たわわ。

 さて。1年おきに収穫できるらしい「ゆず」。一昨年は小さな実が4つほど収穫できただけだったが、今年は同じ苗木に、大きめの「ゆず」が何と8個も実った。トマトといい、ゆずといい、今年はどうして、こんなに大収穫なのやら。

ゆず

 たまに見るたびに、黄色くなっていく。毎日鍋物というわけにもいかないから、誰かにおすそわけしますかね。

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384(09/11/20
桁下、萌え。

 さて。本日は、某PR誌の某取材にて、某川を船で漕いでいった。川から見上げる都会の風景は、また一興。個人的には、クラシックな橋と高速道路の曲線美に、萌えてしまった。

桁下

 そうそう、『工場萌え』という写真集をご存知だろうか。そろそろ追い込みに入っている某企業の社史執筆を通じて知った写真集なのだが、ひたすらに、工場プラントの美しいシルエットを活写した写真集だ。書店や図書館などでチラ見することをお薦めしたい。

 もう30年くらい前だったろうか、山陽新幹線に乗ったときに山口県・徳山のあたりで、南側に延々とプラントが続く風景があって、その奇妙なシルエットに魅せられてしまったことがある。この話を何度か他人に説明しても、共感してもらえず、「僕だけの珍妙な嗜好なのかしらん」と思っていたのだが、そういう人は、世の中にいろいろいるんだね。

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385(09/11/25
『CDジャーナル』最新号を購入。

 さて。滅多に買わない雑誌だが、『CDジャーナル』最新号(12月号)に「'00年代ロックベスト100」という特集があったので、保存用資料も兼ねて購入した。ああそうか、来年からは「' 10年代」になるんだねえ。

 この5年間ほど、最新の洋楽関係は濃厚にチェックし、僕の中でポッカリ穴の開いていた80年代や90年代まで遡りつつ、あれこれ入念に話題のアルバムを聴いてきているので、名前を聞いたこともないアーティストは1割ほど。

 これからボツボツと、初見のアーティストのアルバムを収集しながら、「ふむふむ確かに名盤だねえ」とか、「ええ! 何でこんな作品が」などとブツブツ言いながら楽しむための、資料にしたいと思う。

 この手のランキングには、異論が百出するのが当然だが、「ミュージックマガジン」ほどの特殊な評価というわけでもなく、まあまあ、順当なところなんだろうと思う。とはいえ、思ったことは1つ。全般的に、UKのメランコリック系というか、言葉の善し悪しはともかく、「婦女子系」のアルバムは、ほぼ無視されている感じだ。

 とくに、我が愛するコールドプレイは、まったくの選外か……。早くも、10年後、20年後の「B級評価」が定まってしまったような印象だ。そう、喩えるならば、70年代にあれだけバカ売れした、カーペンターズの「ナウ&ゼン」を、少なくとも評論家筋の皆さんは誰も名盤だと言わないようなもの、かも。

……追記……

 しまった。見過ごしていただけだった。コールドプレイは近作「美しき生命」が20位に入っていた。納得、納得。「どうせ僕が好きになるアーティストは、評価されないんだ」という被害妄想が、染みついているのか(苦笑)。

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