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311(07/05/14)
今年もイチゴ。

 さて。今年も小さなイチゴが実り始めた。

 

 元々は、3年前の秋に2鉢購入したイチゴの苗が始まりだった。翌年の春に詰み取って、それで終わりかと思いきや、毎年、春になると可憐な花をつけ、青い実がなり、GW明けあたりから赤く色づき始める。ひょっとして、このまま毎年収穫できるのかしらん。むふふ。

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312(07/05/14)
HP更新はしばらく休止。

 さて。仕事場では、2台のMacマシンを使ってきた。メインはOS Xマシンで、サブ機はOS9.2マシンのiMac。当HPはサブ機にインストールされているwebページ作成ソフト(Dreamweaver3.0)で作っていて、HP更新のたびにサブ機を起動させて使ってきた。

 ところがサブ機のiMacがいよいよ、くたばってきた。ハードディスクが損傷を受けているらしく、起動まで2時間もかかる。さまざまな方法を試したが、どうやら、HDD交換しか方法はないようだ。ということで、メイン機種のOS Xに対応したwebページ作成ソフトを新調しなければならなくなった。たぶん、Dreamweaver8.0を購入することになるのだろう。5万円は痛いが、仕方あるまい。

 ソフトは近々購入するつもりだが、おそらく99年発売のDreamweaver3.0と、05年発売のDreamweaver8.0とでは、かなり機能が異なっていそうで、すぐに修得できるかどうか、やや不安。目先に控える締切もあるので、HP作成の準備ばかりに時間を割くこともできないだろう。……ということで、少なくとも1週間か2週間、ヘタすれば3週間くらいはHP更新が滞りそうだ。現在のHTMLデータをうまく継承できるかどうかも、よく分からない。

 サブ機として新たに使い始めようとしているのは、同業者のライターさんからいただいた、Windows XPマシン。先ほど初めて使い始めてみたが、15年間もMacしか使ったことがないWindows初心者としては、勝手が違っていて戸惑うばかり。どこに何が入っているのやら、どこを触ったら何ができるのか、やはりマニュアル無しでは厳しそうだ。早速、入門書を手に入れなければ……。

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313(07/05/27)
誰のための買収なのやら。

 さて。とりあえず新マシンと新web作成ソフトと新FTPソフトでのHP更新ができることを確認できて、ほっと一息。

 新web作成ソフトには予定通りDreamweaver8.0を導入したが、これを作ったMacromedia社はAdobe社に買収されているので、マニュアルに明記されたweb説明ページにアクセスできないなど、実に不便な感じがする。後継ソフトとして夏頃にリリースされるというAdobe Dreamweaver CS3 への無料アップデートが付いているのが救いではある。

 インストール時の初歩的な質問でサポートに電話をしたが、so-netのとても親切なサポートに慣れている僕としては、少しばかり不満な、突き放したような対応ぶりだった。後で「電話サポートに対する満足度アンケートにご協力を」とメールが来たので、冷静に、少しだけ辛い点数をつけ、webの回答フォームで前向きな提案コメントを書いて送信ボタンを押したら、webページに??マークのオンパレード。送信エラーとなった。

 この程度で怒り心頭になっていたら今の時代は生きていけないので、呆れ果てるだけにとどめておいた。それにしても、誰のための買収なのやら。……このようなことを書くだけで名誉毀損で訴えられかねないのだよなあ、などと、鳥賀陽さんのことを再び思い出したりして。

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314(07/05/28)
テンテケ・テケテケ、テンテン!

 さて。もう1週間以上前の話だが、久しぶりに仕事を休みにして、連れ合いとお出かけ。2つのお楽しみが同じ日に重複し、昼の部では「笑点」の公開録画を、夜の部ではパギやんこと趙博(ちょう・ばく)さんのステージを観に行った。

 「笑点」の収録は、以前から一度は観てみたいと思っていて何度も観覧募集に応募していたのだが、6回目か7回目の応募で当選。収録場所は、あの格闘技の殿堂、後楽園ホールだ。

 プロレス観戦以外では一度も足を踏み入れたことがない後楽園ホール、収録開始時間ぎりぎりに到着すると、ロビーが閑散としている。何だ、あんまり人が集まっていないのかと思って観客席に通じる階段を登っていくと、何とまあ、ほとんどすべての席にギッシリ、観客が詰まっているではないか。しかも、プロレス会場のような雑然&猥雑な感じではなく、実にお行儀良く整然と座っている。観客席にもカメラを向けるため会場全体が明るく照らし出されていて、空いている席を見つけにウロウロするのも躊躇われるような雰囲気だ。

 どうにか落ち着き先を見つけて2週間分の収録を拝見したが、これが後楽園ホールかと見間違うような光景だ。いつもはリングが設営される中央部分に、あのおなじみのセットが陣取り(意外と小さなセットだ)、観客はリングサイドのようなアリーナ席(?)と、南側に連なる階段席に座る。

 名前も忘れてしまった若手噺家さんが、会場の雰囲気を温めるために笑いを交えながら、「携帯電話は切ってください」などと注意事項を説明。裏方の準備次第で収録開始が微妙に遅れるため、時間調整のために自分のお笑いネタを披露したりして観客を飽きさせない。さんざんネタが進行して、あと少しでオチ、というところでディレクターさんから×印を出され、収録開始になったりもした。こういう前説と呼ばれる役割で若手芸人さんが鍛えられるという話は知っていたが、確かに鍛えられるわな、と実感するひとコマだった。

 収録そのものは実に淡々と、放映時間と同じくらいの所要時間で進み、昭和のいる・こいるご両人の漫才も含め、それなりに面白かったのだが、とくに面白かったのは、藤原紀香&陣内智則の披露宴中継の時に挿入されるのであろう、お祝いコメントもこの日に収録したことだ。2つのバージョンを観客のいる前で収録したが、桂歌丸師匠が「何で、こんなお祝いなんか、しなくちゃならないんだか」とかブツブツ、聞こえるように言いながら、収録そのものはキレイにまとめた。歌丸師匠ならではの、皮肉混じりの照れ隠しでもあろう。

 前説で若手噺家さんが会場インタビューなどしていたので分かったことだが、収録にはいつも日本全国から観客が集まって来るらしい。たぶん「一度は笑点の収録を観てみたい」と思って、飛行機やら新幹線やらで参集してくるのだろう。さすが、人気番組である。ちなみに、この番組の制作は、かつて石立鉄男シリーズを制作していたユニオン映画だ。このことを感慨深く思っていたのは、会場の中で僕一人だったに違いない。

 さて。もう一つのお楽しみは、パギやんのステージだ。こちらは連れ合いに誘われるままに観に行った。パギやんの存在はまったく知らなかったが、故・マルセ太郎の芸を引き継ぎ、一本の映画を唄と語りで演じる「歌うキネマ」を得意芸としている。この日は、会場が歌舞伎町の韓国料理店ということもあってか、韓国映画「風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)」が演目。「恨(ハン)」という韓国特有の感情表現をベースにした、かなり苦手な部類の映画が題材ではあったが、パギやんの芸そのものは実にお見事。映画とは別の、総合芸術を思わせる出来映えだった。

 「歌うキネマ」のレパートリーには「砂の器」「マルコムX」「ホタル」「パッチギ!」などがあるようで、かの山田洋次監督がどの演目を観たのか、「映画を凌ぐ出来映え」と絶賛したとの噂も伝え聞く。機会があれば、ぜひ「砂の器」を観てみたいものだ。

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315(07/05/30)
団塊シリーズ?

 さて。先日、タワレコへぶらりと立ち寄り、リンキン・パークの新譜とNeverthelessというエモコア系新人バンドのCDを購入。レジで精算しようと思ったら、映画「ウッドストック(ディレクターズカット版)」のDVDが980円の格安で売っていることに気がついた。グッと我慢して買わなかったが、よくよく見ると、「団塊シリーズ第1弾」だという。発売元を記憶していないので今後、シリーズとしてどのような作品(映画? ライブ映像?)が登場してくるのか、よくは分からないが、「ううむ、団塊シリーズかぁ」と唸ってしまった。

 というのも、確かに今の洋楽界は「おやじロック」が隆盛になっていて、旧盤の紙ジャケが好調に売れているようなのだが、かつてのロック世代が買っているだけではないのではないか、とかねがね思っていたからだ。数値的な証拠は何もないが、20代のロックファンが、70年代ロックになにがしかのリスペクトを抱いて買っている、という例が意外と多いのではないかしらん、と。

 それは最近の若い洋楽アーティストやJ-POPアーティストが、70年代の洋楽ロックに入れ込んでいると打ち明ける例が少なくないし、「70年代のパンクロック時代に生まれたかった……」という内容の曲を新人女性シンガーがヒットさせていたり、某編集部では20代前半の女性から「スレイドとかTレックスが好きなんです」と打ち明けられて、ぶったまげてしまったり、おそらく若者世代をターゲットにした「ロック検定」なるものも始まったり……まあ、そんな僅かな情報を頼りに、「実は少なからず20代が買っているのではないの?」などと、僕は思っているわけで。

 となると、やっぱり「団塊シリーズ」と銘打った売り方は、元からマーケティングが失敗しているのではないか。実は実は、「ベストヒットUSA」のコーナーじゃないが、「タイムマシンシリーズ」とか「温故知新シリーズ」とかにした方が、買う方も食いつきやすいのでは、などと思った次第。団塊世代が大量退職するから、その市場を狙って、と考えたのだとしたら、あまりにも発想が単純すぎるように思う、んだけどなあ。

(追記・5/31)

 後で気になって調べてみたら、意外とすぐに情報にリーチできた。ワーナーホームビデオの「団塊の世代キャンペーン」第1弾、アメリカンニューシネマの1つとして発売されたようだ。だったら仕方ないのかな。

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