【No.138】 2004年7月17日号

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投票に行かなかった人へ

 第20回参議院選挙が終わりました。その開票結果については、いろいろ思うところがありますが、毎回のことながら、投票率(56.57%)の低さが僕には腹立たしくてなりません。投票率100%はあり得ないとしても、できれば80%、せめて70%の投票率にどうしてならないのか。年金を収めることも国民の義務ですが、投票に行くことも国民の義務のはず(法律上はあくまでも「権利」ですけど)。

 年金は、最終的には自分の身の上に降りかかってくるわけですから、収めなくても「自己責任」と言えるかもしれない。でも投票は、社会のなかで生きている人間として、最低限の義務だと思います。僕は最近、歳を食ってきたせいか、正論を吐くことが多くなって、ツマラナイとは思うのだけれど、正論は正論です。曲げられません。

 僕には子供がいませんが、もしいたら、意図的に投票所に連れて行くと思いますね。大人の務めとして投票に行くのが「当たり前」だということを、幼い頃からたたき込んでおく。そのくらいやっても、いいと思うのですが。その点では、当日家族レジャーに興じ、「投票なんて、どーでもいいんだよ」という無言のメッセージを子供に送った親は罪深いのではないでしょうか。

 投票に行かなくても、俺の(ワタシの)生活には何の関係もねえや、と思っている若い人たちに言いたい。本当に、関係ないと思いますか? もちろん、今の日本では、民主党が政権を握っても大きく変わりはしないでしょうが、ジワジワとジャブのように効いてくる部分が絶対にあるはず。それを、キチンと見極めてほしいですね。

 国の政治は、一部の声の大きな人たちが牛耳るものではないはずです。でも、みんなが投票に行かなかったら、熱烈支持者をもつ特定政党ばかりが大きな権力をもつことになる。民の声が等しく反映される国になど、なるはずがありません。

 まっとうな理由なく選挙に行かなかった人は、政治に対して、政治家個人に対して、社会に対して、ものを言う資格はないでしょう。「黙って、なされるがままに、生きておいきなさい」と言いたくもなります。かなり辛口になってしまいましたが……。

国政選挙・後追いのススメ(2)

 今回も僕の地元の東京選挙区に限って、候補者たちの公式サイトをリンクしておきましょう。前回も書いたことですが、自分が誰に投票したのか、その候補者が今後どんな活動をしていくのか、国会での活動などをどのように伝えてくるのか、後追いでチェックをしていただきたく思います。記録として、まずは今回の選挙結果を。

2004年7月11日 参議院議員選挙 東京都選挙区(改選数4、立候補者数11)
当選者はの4人です。(年齢、党名などは選挙時に公開された資料のままです)

中川雅治  57歳 元環境次官   自民党 新 1,014,293
小川敏夫  56歳 弁護士     民主党 現  991,477
蓮舫    36歳 キャスター   民主党 新  924,643
沢雄二   56歳 党広報局次長  公明党 新  827,091
●青島幸男  71歳 元東京都知事  無所属 元  596,272
●今村順一郎 45歳 党都副委長   共産党 新  453,287
●増元照明  48歳 家族会役員   無所属 新  381,771
●中川直人  47歳 党都代表    社民党 新  176,289
●上田哲   76歳 研究所理事長  無所属 元  165,551
●松村久義  55歳 新風都代表   諸派  新    10,479
●又吉光雄  60歳 政治団体代表  諸派  新    8,382


中川雅治(自民・新)

小川敏夫(民主・現)

蓮舫(民主・新)

沢雄二(公明・新)

青島幸男(無・元)

今村順一郎(共産・新)

増元照明(無・新)

中川直人(社民・新)

上田哲(無・元)

 

(公式サイトなし)

松村久義(諸派・新)

 

(公式サイトなし)

又吉光雄(諸派・新)

《注》
いずれも、投票日当日のトップページ画面です。いずれリンクが切れるページもあると思います。

 ところで、比例区での各政党別の得票数は皆さんご覧になったでしょうか。ここで驚いたのは、いわゆる諸派の一つ、「女性党」が、現職国会議員(中村敦夫さん)を擁する「みどりの党」の90万3775票を上回る、98万9882票を集めたこと。あと10万票を上乗せできたら1議席を獲得したはずで、この集票力には驚きました。前回の参議院選挙(2001年)では47万票弱でしたから、倍増したことになります。

 女性党とは何者なのか。党名で検索をかければ、おぼろげに見えてきますが、大新聞は「触らぬ神に祟りなし」といった感じです。

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