■書籍

「小倉昌男の福祉革命　〜障害者「月給1万円」からの脱出〜」

建野友保の初めての単独自著。あの「宅急便」を生み出した元ヤマト運輸会長で、現在はヤマト福祉財団理事長を務める小倉昌男さんと、同財団の７年間の活動をまとめたルポルタージュ作品。障害者が働く「作業所」の経営力アップに取り組んだ氏の執念を描いています。福祉関係者はもちろん、一般 のビジネスマンが読んでも、元気が出てくる本。3時間ほどで一気に読める面白さだと思います。

■メールマガジン

連載コラム「福祉のスキマ」
●メールマガジン「ふくチャン新聞」●2000年10月末日発行号〜2001年7月末日発行号
福祉情報の総合情報サイト「ふくしチャンネル」から、メールマガジンでの連載コラム執筆の依頼をいただき、月末の号で月イチ連載をしました。連載は10回で終了しています。

■雑誌

脊髄損傷者が「車いす」から開放される日
●月刊WE'LL（ウイル）●02年8月号（新装刊0号）
月刊化再スタートの号で、脊髄再生に取り組む最新医療をわかりやすくレポートしました。

福祉を育てる「商売っ気」
●福祉チャンネル●02年２月号（創刊号）
全国福祉情報推進協議会が発行するNPO関係の機関誌。97年以来関心を寄せ続けている「浦河べてるの家」について執筆しました。

自然と遊ぶ、夏のアウトドア計画
●WE'LL（ウイル）●96年夏号
障害者4名と一緒に清里で体験したキャンプや、カヌー、ダイビング、ヨットのレポート。全16ページの巻頭カラー特集。

北海道半周ガハハの旅
●WE'LL（ウイル）●97年夏号
自主提案企画。障害者2人と行く北海道半周旅行ガハハ珍道中。「バリアフリーな施設を選んで行くのではなく、行きたいところへ行くのが旅行だ！」というメッセージを託したつもりです。全10ページの巻頭カラー特集。
「こんな仕事してきた」00年07月01日号「障害者の旅・二態」
「こんな仕事してきた」00年09月01日号「誰が行きたい障害者の旅」

旅への扉をノックして
〜飛騨高山と白川郷モニターツアー同行レポート〜
●WE'LL（ウイル）●97年秋号
JTBの「ぼらんたび」相乗り企画。

〜弱さは力だ〜
浦河べてるの終わりなき豊かな日常
●WE'LL（ウイル）●98年冬号
自主提案企画。北海道の、精神障害者が集まる「浦河べてるの家」に５日間宿泊して取材したルポ記事です。
「こんな仕事してきた」00年06月13日号「精神障害者が集う場・べてる」
「今月のコラム」00年08月01日号「犯人は精神病院入院歴あり、ですか？」
浦河べてるの家のホームページ　 http://www.tokeidai.co.jp/beterunoie/

車いす世界の摩訶不思議（8回連載）
●WE'LL（ウイル）●98年夏号〜99年8月号
自主提案企画。車いすをめぐる摩訶不思議から、日本の福祉の問題点が透けて見えた連載企画。

（1）近くて遠い「車いす」と「ユーザー」
車いすは選んで買うものではなく、与えられるもの。車いすメーカーにとって、ユーザーはお客さんではないのか……。

（2）「車いす」と「暗黙の了解」
問題だらけの障害者の車いすの制度。暗黙の了解を使ってしか、希望する車いすは手には入らないのか……。

（3）二輪車でやってきた「黒船」
車いす業界になぐり込みをかけてきた自転車業界。古い体質をもつ車いす業界を改革する存在となるのか……。

（4）オーダーメイドの光と影
障害者の車いすは、利用者に合わせてオーダーメイドで作る。だが実際は……。

（5）よりどりみどり？の「車いす」
福祉機器展にずらりと登場した、さまざまな車いす。でも本当は選択肢が限られてしまうのだった……。

（6）「自分に合った車いす」って何？
誰もが口にする「自分に合った車いす」の正体は……。

（7）車いすは主張する
　　〜みんなが知らない「基準外交付」という選択〜
車いす選びの最終手段？ともいえる「基準外交付」を受けた人たち、受けられなかった人たちの物語。

（8）介護保険で、ど〜なる「車いす」！？
自分にあったサービスを選べる、はずの介護保険導入で高齢者の車いす選びはどうなる。障害者の車いすへの影響は……。

「間違いだらけの車いす選び」01年01月01日号「ユーザー不在の車いす選び」
「間違いだらけの車いす選び」01年02月01日号「車いす販売業者からの甘い誘惑」
「間違いだらけの車いす選び」01年03月01日号「まかり通 る暗黙の了解」
「間違いだらけの車いす選び」01年04月01日号「車いすは暴利をむさぼる商品か？」
「間違いだらけの車いす選び」01年05月01日号「車いすはキャンピングチェアーか？」

ボランティアブームの遺産
●WE'LL（ウイル）●98年12月号
ボランティアブームはいかにして起こったか？　そして、ブームがもたらした正と負の遺産とは？　「ボランティア=美しきこと」の構図が生んだゆがみ。
「取材ノートから」00年12月01日号「奉仕活動義務化の行く末」