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241(06/01/09)
年頭所感

 さて。すっかり明けてしまったが、ここで一応の年頭所感。

 今のところ、ありがたいことに仕事の注文もあれこれいただき、寒風が吹き荒れる業界の中では恵まれた状態にあると思われる。上手くいけば、2冊目の自著も出せそうだ。だけど、今年は現状に甘んじることなく、攻めの姿勢を失わない一年にしたい。いい意味で、ゴツンゴツンと頭をぶつける一年にしたいと思うのだ。

 僕もあと1年半で50歳代になる。仕事を注文する側にとってみれば、経験は浅くても無理がきく若いライターに頼もうというのがご時世。新しいチャレンジをして価値を高めておかなければ、現状維持さえ難しくなるだろう。だから、もう一踏ん張り、だ。

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242(06/01/09)
僕の店……ではありません

 さて。お正月、目黒区の七福神を回っていたら、こんな店を発見した。「レトロの店 立乃 - TATENO-」。関心領域も名前も、あまりに近すぎて苦笑してしまった。そういえば、以前にも同じ道を歩いていて、この看板を見つけたことがあったが、今回はたまたまデジカメを持っていたのでパチリ。

 古い琺瑯(ほうろう)看板などが店内にも飾られていそうな飲み屋と思われる。入りたいような、入りたくないような。

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243(06/01/10)
12月度・検索語ランキング

 さて。恒例の月間検索語ランキング。このサイトに、どのような検索語でアクセスしてきたか、レンタルサーバー側が提供してくれるデータをもとに、ベスト20をつけたものである。

12月度
11月 回数 検索語
1
1●
240
前田日明
2
3↑
143
ピンクフロイド
3
--↑
131
犬の肉
4
23↑
100
介護ビジネス
4
69↑
100
犬肉
6
5↓
95
洋楽
7
9↑
79
ガマ腫
8
2↓
76
シルバーシート
9
4↓
67
精神病院
10
8↓
62
山口百恵
11
6↓
61
1970
12
6↓
59
高齢者
13
10↓
55
ダメおやじ
14
11↓
52
1970年
15
14↓
47
尿道カテーテル
16
--↑
46
べてる
16
38↑
46
電話セールス
18
15↓
43
漫才ブーム
19
12↓
38
site
20
37↑
36
70年代 洋楽

 今回のトピックスは、何と言っても「犬の肉」「犬肉」の上位ランクインだ。東京拘置所の脇で犬の頭部が30個も発見され、近くで精肉店を経営する男(82歳)が捨てたことが明らかになった……というニュースが流れたのが12月16日。僕はこの話題を知らなかったが、これらの検索語が一気に増えたので、初めてニュースの存在を知った次第。何でも、中国から冷凍輸入した犬肉を他の肉に混ぜて売ったそう。

 姉歯建築士の証人喚問が行われたのが14日なので、ワイドショーで犬肉の話題が引き続き取り上げられることもなく、ニュースに対する需要と供給のバランスが取れなくて、当サイトのコラムにアクセスしてきたのだろう。ハンバーガーチェーンのスポンサーに配慮して、このニュースを抹殺したのではないかと邪推することもできる。

 その他では「介護ビジネス」の急上昇も目立った。介護保険改正の話題を受けての上昇だろう介護ビジネス関連の取材をしていたのは、もう5年以上前なんだけど……。

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244(06/01/11)
光は速い……ようだ。

 さて。通信回線をADSLコースから、光コースに変更した。スペック上は12Mから100Mへ“9倍増”したことになるが、これまではNTTの基地局から遠いために、せいぜい1〜2Mだったと思われる。光なら、近くの電線から引く時点で最大100Mの速度があるらしいから、理論上は“50倍増”の速度ということになる。今は、「webの表示が少し速くなったかな」程度の実感しかないが、上り下りとも同じ速度なので、重い画像を編集部やデザイナーさんに送る際に、速さを実感できることだろう。

 先日、古い確定申告書類や当時の帳簿を破棄する作業をしていたのだが、昔の通信費の細目を見ていて、その高さに驚いたばかりだ。とくにISDN時代は、今とは比べものにならないほど遅かったのに、電話料金が3万円を超えた時もあり、当時はプロバイダ料金や携帯電話の料金も高かったので、暗澹たる気持ちになったことを覚えている。

 ちなみに光は、フレッツ(NTT)ではなくTepco。ちなみに携帯電話はウイルコムのPHS。 もうじきIPフォンも使えるようになる。一日も早く、NTTから逃れたい。

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245(06/01/19)
2005年の名盤。

 さて。遅ればせながら、雑誌「ミュージック・マガジン」1月号の特集「Best Albums 2005」と、雑誌「ロッキング・オン」2月号の特集「アルバム・オブ・ザ・イヤー」をチェックした。前者は、独断と偏見も交えた批評家精神あふれる独特のランキング、後者は良くも悪くも大衆的で納得感があるランキングだ。

 前者MM誌のロック部門(全米&英国のベスト10)と、後者RO誌のランキング(ベスト50)結果のうち、上位3つだけ比べてみると、以下の通り。評価が大きく異なっているところが興味深い。

MM誌の「ロック(アメリカ/カナダ)」ベスト3 RO誌では……
1 ルーファス・ウェインライト「ウォント・トゥー」 --
2

ライ・クーダー「チャヴェス・ラヴィーン」

--
3 Bスプリングスティーン「デビルズ・アンド・ダスト」 24位

MM誌の「ロック(イギリス)」ベスト3 RO誌では……
1 ポール・ウェラー「アズ・イット・ナウ」 31位
2 スーパー・ファーリー・アニマルズ「ラヴ・クラフト」 39位
3 コールドプレイ「X&Y」 2位

RO誌のベスト3 MM誌では……
1 オアシス「ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース」 --
2 コールドプレイ「X&Y」 英国3位
3 ホワイト・ストライプス「ゲット・ビハインド……」 全米4位

 MM誌では、他にもいろいろなジャンル分けでベスト10またはベスト5が発表されているが、知らないミュージシャンが半分以上あった。いかにも玄人好みの順位付けで、好奇心がそそられる。試しにいくつか図書館で借りてみようと検索してみたが、多くは所蔵されていなかった。

 去年は僕も相当ガツガツと最近の洋楽を聴いた。2005年リリースの作品で僕がランクを付けると、以下のような感じ。邦盤が1つ入っているが、まあ洋楽みたいなものだから……。ミーハーと偏屈が入り混じったようなランクと自覚している。

僕のベスト5 MM誌 RO誌
1 ブンブンサテライツ「フル・オブ・エレヴェイティング……」 -- --
2 コールドプレイ「X&Y」 英国3位 2位
3 シガーロス「タック...」 欧州3位 11位
4 ブッダヘッド「クロッシング・ジ・インヴィジブル……」 -- --
5 ケミカル・ブラザーズ「プッシュ・ザ・ボタン」 -- 43位
ナイン・インチ・ネイルズ「ウイズ・ティース」 -- 6位

 ブンブンとブッダヘッドについては、別コンテンツ「音楽(オトラク)生活」で紹介している。シガーロスとナイン・インチ・ネイルズも近々取り上げる予定。

 最優秀シングルにはコールドプレイの「スピード・オブ・サウンド」、優秀PVにはニューオーダーの「クラフティ」、ナイン・インチ・ネイルズの「オンリー」、ケミカルブラザーズの「ビリーヴ」、シガーロスの「グロウソウリ」を選択したい。いずれも、かなりハマってしまった作品。

 ちなみに、ワーストアルバムには、シザー・シスターズの「シザー・シスターズ」を、ワーストアーティストには日本のDEF TECHを選んでおきたい。シザー・シスターズは期待していただけにアルバム内容にはガッカリ。DEF TECHは生歌の下手さ加減と饒舌さに、紅白の倉木麻衣以上の腹立たしさを覚えた。今年は三木道三と同じ運命だろう。

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