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さて。すっかり明けてしまったが、ここで一応の年頭所感。 今のところ、ありがたいことに仕事の注文もあれこれいただき、寒風が吹き荒れる業界の中では恵まれた状態にあると思われる。上手くいけば、2冊目の自著も出せそうだ。だけど、今年は現状に甘んじることなく、攻めの姿勢を失わない一年にしたい。いい意味で、ゴツンゴツンと頭をぶつける一年にしたいと思うのだ。 僕もあと1年半で50歳代になる。仕事を注文する側にとってみれば、経験は浅くても無理がきく若いライターに頼もうというのがご時世。新しいチャレンジをして価値を高めておかなければ、現状維持さえ難しくなるだろう。だから、もう一踏ん張り、だ。 さて。お正月、目黒区の七福神を回っていたら、こんな店を発見した。「レトロの店 立乃 - TATENO-」。関心領域も名前も、あまりに近すぎて苦笑してしまった。そういえば、以前にも同じ道を歩いていて、この看板を見つけたことがあったが、今回はたまたまデジカメを持っていたのでパチリ。 古い琺瑯(ほうろう)看板などが店内にも飾られていそうな飲み屋と思われる。入りたいような、入りたくないような。 さて。恒例の月間検索語ランキング。このサイトに、どのような検索語でアクセスしてきたか、レンタルサーバー側が提供してくれるデータをもとに、ベスト20をつけたものである。
今回のトピックスは、何と言っても「犬の肉」「犬肉」の上位ランクインだ。東京拘置所の脇で犬の頭部が30個も発見され、近くで精肉店を経営する男(82歳)が捨てたことが明らかになった……というニュースが流れたのが12月16日。僕はこの話題を知らなかったが、これらの検索語が一気に増えたので、初めてニュースの存在を知った次第。何でも、中国から冷凍輸入した犬肉を他の肉に混ぜて売ったそう。 姉歯建築士の証人喚問が行われたのが14日なので、ワイドショーで犬肉の話題が引き続き取り上げられることもなく、ニュースに対する需要と供給のバランスが取れなくて、当サイトのコラムにアクセスしてきたのだろう。ハンバーガーチェーンのスポンサーに配慮して、このニュースを抹殺したのではないかと邪推することもできる。 その他では「介護ビジネス」の急上昇も目立った。介護保険改正の話題を受けての上昇だろう。介護ビジネス関連の取材をしていたのは、もう5年以上前なんだけど……。 さて。通信回線をADSLコースから、光コースに変更した。スペック上は12Mから100Mへ“9倍増”したことになるが、これまではNTTの基地局から遠いために、せいぜい1〜2Mだったと思われる。光なら、近くの電線から引く時点で最大100Mの速度があるらしいから、理論上は“50倍増”の速度ということになる。今は、「webの表示が少し速くなったかな」程度の実感しかないが、上り下りとも同じ速度なので、重い画像を編集部やデザイナーさんに送る際に、速さを実感できることだろう。 先日、古い確定申告書類や当時の帳簿を破棄する作業をしていたのだが、昔の通信費の細目を見ていて、その高さに驚いたばかりだ。とくにISDN時代は、今とは比べものにならないほど遅かったのに、電話料金が3万円を超えた時もあり、当時はプロバイダ料金や携帯電話の料金も高かったので、暗澹たる気持ちになったことを覚えている。 ちなみに光は、フレッツ(NTT)ではなくTepco。ちなみに携帯電話はウイルコムのPHS。 もうじきIPフォンも使えるようになる。一日も早く、NTTから逃れたい。 さて。遅ればせながら、雑誌「ミュージック・マガジン」1月号の特集「Best Albums 2005」と、雑誌「ロッキング・オン」2月号の特集「アルバム・オブ・ザ・イヤー」をチェックした。前者は、独断と偏見も交えた批評家精神あふれる独特のランキング、後者は良くも悪くも大衆的で納得感があるランキングだ。 前者MM誌のロック部門(全米&英国のベスト10)と、後者RO誌のランキング(ベスト50)結果のうち、上位3つだけ比べてみると、以下の通り。評価が大きく異なっているところが興味深い。
MM誌では、他にもいろいろなジャンル分けでベスト10またはベスト5が発表されているが、知らないミュージシャンが半分以上あった。いかにも玄人好みの順位付けで、好奇心がそそられる。試しにいくつか図書館で借りてみようと検索してみたが、多くは所蔵されていなかった。 去年は僕も相当ガツガツと最近の洋楽を聴いた。2005年リリースの作品で僕がランクを付けると、以下のような感じ。邦盤が1つ入っているが、まあ洋楽みたいなものだから……。ミーハーと偏屈が入り混じったようなランクと自覚している。
ブンブンとブッダヘッドについては、別コンテンツ「音楽(オトラク)生活」で紹介している。シガーロスとナイン・インチ・ネイルズも近々取り上げる予定。 最優秀シングルにはコールドプレイの「スピード・オブ・サウンド」、優秀PVにはニューオーダーの「クラフティ」、ナイン・インチ・ネイルズの「オンリー」、ケミカルブラザーズの「ビリーヴ」、シガーロスの「グロウソウリ」を選択したい。いずれも、かなりハマってしまった作品。 ちなみに、ワーストアルバムには、シザー・シスターズの「シザー・シスターズ」を、ワーストアーティストには日本のDEF TECHを選んでおきたい。シザー・シスターズは期待していただけにアルバム内容にはガッカリ。DEF TECHは生歌の下手さ加減と饒舌さに、紅白の倉木麻衣以上の腹立たしさを覚えた。今年は三木道三と同じ運命だろう。 |
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