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●債権回収トホホの1500日●(06) 2001年5月1日号
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先方から異議申し立てが 99年の7月13日、ギャラ255,000円と実費31,318円を即刻支払うように求めた訴えを「支払督促」として手続きしました。そして、7月22日に先方に「支払督促正本」が確かに送達され、受け取られたことを証明するはがきが後日届きました。しかし、その後は何の音沙汰もありません。 僕は、このまま放っておいてもいいのだろうかと疑問に思い、8月18日に簡易裁判所に電話で問い合わせてみました。すると、「先方から異議が出されたので、自動的に裁判に移行します」とのこと。僕は意外な展開に驚き、異議の内容をさらに問い合わせてみました。電話に対応したのは、担当書記官のMさんです。とっさに、電話取材用にセットしてあるテープレコーダーを回しました。 「月々5万円くらいの分割希望です。一度には払えないということですね」 確かに、僕の「支払督促」の内容は、直ちに全額支払いなさい、という内容です。たとえ支払う気持ちはあっても、分割であれば「支払督促」での請求内容とは異なりますから、先方には「一括支払には異議あり」ということで「異議申し立て」ができることになります。 後で別の弁護士さんから聞いた話では、思い当たるような訴えが届いたとしても、たいていは、とりあえず「異議申し立て」をして時間稼ぎをするのが常套手段だとのこと。こんなこと、誰も教えてはくれませんでした。だったら最初から裁判をしたのに、どうやら遠回りをしてしまったようです。後悔しても後の祭り。裁判に向けて、すでにサイは投げられたのです。 担当書記官のMさんは、裁判への移行にあたって手続をするように促してきました。 「実はちょうどお電話しようと思っていたのですが、次は裁判費用のヨノウをまずお願いすることになるんですね」 ヨノウとは、予納、つまりあらかじめ納めるという意味でした。もうちょっと、わかりやすい日本語を使ってほしいものです。収入印紙代1500円と切手6000円分を一週間以内に納めてほしいとのことでした。切手6000円分は、たとえば債務者であるA社社長宛の郵便であったり、目的が明確な切手代ですから、内訳が決まっています。ちなみにその内訳とは、1000円切手3枚、500円切手2枚、200円切手4枚、100円切手4枚、80円切手5枚、50円切手4枚、20円切手5枚、10円切手10枚でした。 僕はさらに、疑問をぶつけました。 「裁判になって、先方が弁護士をたてて来る可能性はあるんでしょうか?」 ひとしきり電話で話したあと、手続方法など事務的な確認をして、電話を切りました。それにしても、簡易裁判ってどんなだろう。身近に経験した人間は誰もいません。僕は、今後の対応について事前に知識を身につけた方がいいと考え、30分5000円の相談料を払って弁護士さんに相談することにしたのでした。 |
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