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【アーカイブス】
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書庫1●ぞっこん名盤セレクション
〜70年代ロックのきら星たち〜
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●ここで取り上げたアルバム
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●「毎日中学生新聞」(毎日新聞社)96年4月2日号 掲載 (1)ディープ・パープル 昨年末から今年にかけて、王様が歌う「深紫伝説」という曲が話題になったよね。ほら、王冠かぶってチョビひげを顔に書いて、最近ではテレビCFにも出てた、あのオジサンだよ。僕もあのオジサンと同世代で、1970年代の初めは、キミたちと同じ年ごろだったんだ。 中学生のころって、音楽の好みが変わってくる時期だよね。去年まではSMAPとか安室奈美恵ばかり聞いていたのに、ちょっぴり背伸びしてマライヤ・キャリーやX-JAPANを聞いてみたくなる……ちょうどそんな感じさ。 そんな年ごろの僕にとって、当時の洋楽ロックはとても刺激的だった。ビートルズが解散してしまった後に、ちょうど今のロックの原形のような新しいバンドが、いっぱい登場してきたからなんだ。 「深紫伝説」の原曲になったディープ・パープルも、そんなロックの一時代を築いたバンドだ。自分でロックを演奏してみようとする人たちは、たいてい一度は彼らの曲を練習していた。そっくりの演奏に挑戦する“コピーバンド”も多くてね。「紫」というバンドは、プロデビューしてアルバムまで発表したくらいなんだ。 ディープ・パープルの黄金期は、70年代前半、ボーカリストがイアン・ギランで、ギタリストがリッチー・ブラックモアだった時だ。2人はその後、脱退して自分たちのバンドをつくった時代もあったけど、また舞い戻ってきたりしてね。2人がいた時期のディープ・パープルがいちばんすてきだってこと、彼ら自身もファンも知っていたんだ。 彼らを一躍大スターに押し上げたのは、72年発表の「マシン・ヘッド」というアルバム。ロック史上に残る名曲「ハイウェイ・スター」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」をフィーチャーしたこのアルバム、当時中学生だった人なら、だれでも知ってるくらいの評判だったよ。試しにお父さんやお母さんに尋ねてごらん。もし知らなかったら、よほどロックが嫌いだったということだよ。 「マシン・ヘッド」は、70年代に生まれたロックのアルバムの中で、間違いなくトップ5に入る名作。ただ今回は、このアルバム発表後、初来日した時のライブ公演を収録した「ライヴ・イン・ジャパン」を推薦したい。アジアの果てにある日本で収録したライブが世界中で聴かれている、それだけで妙に興奮したのを覚えているよ。 ロックバンドとしてのすごみを感じるには、スタジオ録音よりもライブ盤の方がお薦めだ。イアン・ギランの絶叫も聴き物だよ。 |
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ディープ・パープル ●関連リンク |
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