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書庫2怒濤の胸キュンポップス劇場 〜キミのハートはストップモーション〜

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編集後記

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「1970年代洋楽アーティスト」リンク集

編集後記 〜6年後の原稿公開で〜

 97年に連載した「怒濤の胸キュンポップス劇場」は、96年に連載した「ぞっこん名盤コレクション」と共に、フリーライターになったばかりの時に、たまたまいただいた「音楽コラム執筆」のチャンスに飛びつき、好き放題で書かせていただいたものだ。

 96年の連載当初は、穏やかな音楽コラムでスタートしたが、徐々に「口うるさい兄貴による、口うるさい小言」というコンセプトで書くことを徹底させていった。70年代音楽は、そのための題材だった。

 当時は、チョベリグ・チョベリバなどの女子高生言葉がもてはやされ始めた時期で、女子高校生たちが公衆電話でポケベルへのメッセージを、とんでもないスピードで打ち込む光景が見られ始めた。援助交際が話題となった時期でもあった。

 男子高生たちはコンビニやゲームセンターの前でたむろを始め、一部はエアガンやナイフを持ち始めた。神戸の小学生が中学3年生に惨殺される事件も衝撃を広げた。大人たちが、ミドルティーンの彼ら・彼女らのワガママ放題に手を焼きながらも、尻込みしながら黙認していた。

 彼ら・彼女らに意見することができる大人たちが周囲にいなくなっていることを歯がゆく思い、あえて、「口うるさいミュージックライター」というキャラクターを自分に課し、良くも悪くも、目障りで“うざい”コラムに仕立てあげた。明らかな確信犯である。

 一方的に小言を言い放つだけでは卑怯だと思ったから、ボク自身も裸になって恥部を書いた。改めて原稿データを打ち込みながら、赤面する箇所があちこちに見つかった。故に、原稿の一部は今回手を加えさせていただいた。

 当時、この原稿を読んだであろう中学生は、今ではハタチに達している。彼ら・彼女らの心にトゲのように刺さっていれば、幸いなのだが。

(2003年8月13日・記)

当サイトでは、新聞・雑誌などで発表した原稿のなかから、事実上、バックナンバーの取り寄せが困難になった媒体に発表したものに絞って、公開しています。