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【アーカイブス】
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書庫2●怒濤の胸キュンポップス劇場
〜キミのハートはストップモーション〜
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エルトン・ジョン ●関連リンク |
●「毎日中学生新聞」(毎日新聞社)97年10月4日号 掲載 (14)ケニー・ランキン キミたちは一人旅の経験があるかい。まだ中学生だから難しいだろうが、高校生になったらぜひトライしてみてほしいな。 僕は高校2年生の時、初めて泊まりがけの一人旅を経験した。好きな作家や詩人が愛した軽井沢や信濃追分の街、小海線沿いの野辺山高原を3泊4日で巡った。 まだ観光客の少ない初夏の旅で、何ともいえない開放感があったな。そして、自分のなかで感性がどんどん研ぎ澄まされていくのがわかったよ。ああ、なんて美しい風景なんだ。ああ、なんて素朴な街なんだ。こんな所を、あの子と一緒に旅できたら、どんなに素敵だろうってね。 一人旅。これこそ、自分自身を見つめる最良の手段だ。感性の豊かな時期にこそ、孤独感を背負いながらも空想遊びができる。もちろんポケベルやピッチなんて持って行っちゃダメ。友人に語りかけたければ、旅先で手紙を書けばいい。 そんな一人旅には、ケニー・ランキンの透き通った歌声がよく似合う。77年発表の「ザ・ケニー・ランキン・アルバム(愛の序奏)」を聴いてみてくれ。胸にしみいるラブソングの数々がしたためられている。 初めて実家を離れ、友達もそばにいない宿で一人ぼっちで寝床についたら、このアルバムを聴くのだ。きっと、キミの枕は涙色で染まることだろう。そして、いい夢がきっと見れるよ。 日常から離れた一人旅で、キミはキミ自身を知る。いろんな悩みも、緩やかに氷解していくだろうよ。
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