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【アーカイブス】
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書庫2●怒濤の胸キュンポップス劇場
〜キミのハートはストップモーション〜
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エルトン・ジョン ●関連リンク |
●「毎日中学生新聞」(毎日新聞社)97年8月23日号 掲載 (11)O・V・ライト グビグビグビ……プッハ〜。ああビールがうまい季節だなあ。おっと、中学生には清涼飲料水がうまい季節と言い直そうか。キミたちはこの夏をどのように過ごしているんだい。 まさか、クーラー冷え冷えの部屋でボケ〜っとしているのではあるまいな。いかん! それではいかん! いいか、灼熱の真夏には、灼熱の時間を過ごさねばならんのだ。 僕のオススメは、まずクーラーを切る。近所の迷惑になるから窓も閉め切る。熱いコーヒーを入れる。そして、O・V・ライトの暑苦しいディープ・ソウルを大音量で聴きながら、汗をダッラダッラ流すのだ。 気が遠くなりそうな灼熱地獄のなかで、キミは一筋の汗にさえ涼しさを感じることだろう。これで夏バテなんておさらばさ。 O・V・ライトは、近ごろただのダンスミュージックに成り下がったソウルミュージックとは一線を画する、本物の黒人ボーカルを聴かせてくれる。 ぬめっとして、どろっとした彼の歌声は、さわやかなBGMになんてなりゃしない。 シラケた自分が嫌いで、熱くなれるものが欲しかった大学生時代、僕は彼の存在を知って、徹底的に聴きまくった。熱くなれるものは、すぐには見つからなかったけど、O・V・ライトが隙間を埋めてくれた。 残念ながら彼は、17年も前に41歳で他界している。黒人社会の貧困のなかで培われた彼の熱い熱いパッションを、さあ、全身に浴びてみてくれ。
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