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【アーカイブス】
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書庫2●怒濤の胸キュンポップス劇場
〜キミのハートはストップモーション〜
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エルトン・ジョン ●関連リンク |
●「毎日中学生新聞」(毎日新聞社)97年6月14日号 掲載 (6)カーペンターズ カーペンターズは、洋楽のカラオケで不動の人気らしい。「トップ・オブ・ザ・ワールド」「プリーズ・ミスター・ポストマン」……みんな歌いやすい曲だもんな、無理もない。 だが、彼らの曲を酔っぱらいながら歌っている人間の中に、女優やタレントの拒食症を面白おかしく取り上げたワイドショーを好んで見ていたヤツはいないか? 彼らのファンなら知っているだろうが、カレン・カーペンターは14年前に拒食症が原因でこの世を去った。拒食症は精神的な病とされている。人からあれこれと興味本位で騒がれたら、治る病気も治らないよな。当の本人がどんなに辛いかも思慮しないワイドショーや週刊誌は、見る価値なしだ。 こんなところで告白するのもなんだが、僕は長い間、神経症と呼ばれる症状に悩んでいた。つい4、5年ほど前まで10年間くらい乗り物恐怖症を患っていたんだけど、この苦しみは当の本人にしかわからない。 受験勉強に追われてストレスがたまるキミたちの世代にも、同じ症状を抱えている友達はきっといる。登校拒否やイジメで苦しんでいる級友もいるだろう。だけどな、みんな他人事じゃなく、明日は我が身なんだよ。 カーペンターズの親しみやすい名曲を聴いていると、楽しい気分でメロディーを口ずさみながらも、僕はいつも彼女の苦しみの日々に思いをはせる。これからは、そのくらいの想像力を働かせてカーペンターズを聴いてみることだね。
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